テラスハウス: Tokyo 2019-2020 第9話感想(2019/7/23公開)
今回はタイトルからしびれましたね。
「Girlfight」
過去最大のワクワクからスタートします。
そして、この期待感に違わぬ名作になりました。
春花にまつわるエトセトラ①
男子部屋にいる健司のもとを訪ねた春花。
そして泣き出し、健司に気持ちがあることを莉咲子にバラされた話をします。
同性のひがみかわかりませんが、健司の少し上から感が鼻につきます。
「どう捉えたらいいか逆にわかんなかった。」
とか、わかってるくせに何言ってんだと思っちゃいますが。
「思ってたのと違った?」っていう必要あるでしょうか?
ちょいちょい健司は言葉の使い方間違うところがあります。
はっきり3人の中で莉咲子が気になっていたという健司。
女性としては見ていなかった、と。
白黒つけて健司としては珍しいと思っていたら、別シーンで弁明に走っていたのでちょっとダサかったですね。
そして春花が女子部屋に戻ってからテラハ史上最大の喧嘩シーンが始まります。
テラハ最強の喧嘩シーン
もう最高。
個人的には価値観の違いというよりも、これまでの春花の行動や態度からしたら、莉咲子の言い分はもっともだと思いました。喧嘩のやり方は莉咲子の方が好戦的でしたが、とはいえ春花のやり方は幼稚な気がしました。。
明らかにこれまで春花が莉咲子の前ではあまり喋っておらず、莉咲子はそのことに対して気を使っていました。
女子部屋で春花と香織が話しているときに莉咲子が入っていくと、あからさまに話を止めるなど、やり方がいやらしい。
確かに莉咲子はうわべだけで「ごめんね」と言っていましたし、本心では思っていないと明言しましたが、それを飲み込むのが大人の対応な気がします。
感情がもつれてしまっているので、無理だとは思いますが、何か言われたら同じ点で相手に言い返す春花のスタイルも嫌だなあと。
「そんなこと言ったらこの間だって」とか、
「私だってずっと黙ってたことだっていっぱいある」とか、
「良いやつぶってるのって言ったらこっちだって」とか、
相手の言うことまずは聞こうよ...って思っちゃいます。
解決に向かうための話し合いではないですね。
自分がどう映るか仕事柄わかってしまうと言っている割には、客観的に自分のこと見られない人だとも思いました。
自分中心の発言をしているのは春花のほうなのに、莉咲子に責を押し付けている感じ。
「自分自分で考えすぎじゃない、全部」っていうブーメランを放ったのは笑いました。
莉咲子の「被害者面が半端なくてダルイ」っていうのはすごくわかったなあ。
画面への映り方、たばこのくだりも、筋が通っているのは莉咲子だと思うけどどうなのだろうか。
私にも少しバイアスかかっているかもしれない。
春花にまつわるエトセトラ②
喧嘩の顛末を健司・香織・翔平で話しているときのこと。
健司が「すごいストーリーになったな」と発言したことに対して、カチンときている香織さん。
喋り方も理性的で素敵です。
そして2人がどうしたら居やすくなるのか、という香織の問いに対しての翔平の発言も共感しました。
翔平はスタジオであんまり評判よくないですが、私は結構好きなんですよね。
「俺たちがどうこうしてあの2人を居心地いいふうにって考えるのは考えるんだけども、こっちで用意することではないかなって思うけどね。」
「2人の落としどころは2人でしかわかんないから」
周囲の人間が悩むようなことでもないし、手を出すようなことでもないので、大人なんだし勝手にやってればいいよ、と思います。
そして別場面で春花に対して、
「どっちの味方でもないから、この話に関してね」
とはっきり言っているところも翔平のいいところですね。
ただ翔平の捨て台詞には香織は「危ない、殴っちゃうところだった」と言っていましたが...。
イーデンカイ、何しに来た
春花を虎視眈々と狙ったイーデンカイの襲撃。
何か積極的になっていました。
アプローチされているのをわかっていながら、春花が
「出会いあるといいね」
「応援してるね」
と言ってスカしたのは最高ですね。怖い。
でもなんか気を持たせるようなことを言っていて弄んでいました。